ヤシノミ ロゴ 合同会社ヤシノミ 無料相談を予約
ヤシノミの考え方 Culture

🚀

習慣は、目的地を選ばないブースト装置

―― だから時々、“向き”を確かめる ――

習慣は、努力を自動化してくれるブースト装置です。ただし、行き先までは選んでくれません。目標に向いた習慣はいつかそこまで連れて行ってくれるし、少しズレた習慣は、毎日加速しながら別の場所へ連れて行きます。

週2回の筋トレと、「自分の型」

私(代表・四宮)は、週2回ジムに行くようにしています。始めたのは去年の夏。最初は週1回がやっとでしたが、今年から週2回が当たり前になりました。

続いた理由は、意志が強かったからではありません。自分に合った「型」を見つけたからです。私は一人でいる時間があまり好きではない。だから「誰かと一緒にやる」ことを習慣化の軸に置きました。一人なら確実にサボっていたと思います。

習慣化の型は人それぞれです。朝一番にやると続く人、記録をつけると続く人、ご褒美を置くと続く人。大事なのは、自分の性質に逆らわない型を選ぶこと。意志力で続けようとした習慣は、意志力が切れた日に終わります。

習慣は良い方向にも、悪い方向にもブーストする

ここからが本題です。習慣化というのは、何よりもその物事をブーストする装置です。そして装置は、向きを選びません。

目標に対して正しい向きの習慣が身につけば、特別な才能がなくても、いつかその目標に辿り着きます。逆に、目標から少しでもズレた向きの習慣が身につけば、同じ力強さで別の場所に運ばれていきます。

たとえば、「情報収集のつもり」で始めた寝る前のSNSの30分が、いつの間にか他人と自分を比べる30分になっている。本人は何も変えたつもりがないのに、毎晩すこしずつ自信を削る方向にブーストがかかっている——こういうことは、誰にでも起きます。

経営でも同じです。「毎朝、売上だけを確認する」という一見良さそうな習慣は、放っておくと売上を追って利益を置き去りにする会社を作ります。見る数字の習慣が、会社の向かう先を決めてしまうのです。

怖いのは「1日分のズレ」ではない

飛行機の進路が1度ズレても、1分後の位置はほぼ同じです。でも数時間飛べば、着く空港が変わります。習慣は毎日ブーストがかかるからこそ、小さな向きのズレが、数ヶ月後の着地点を大きく変えます。

だから、習慣の「向き」を棚卸しする

なので、習慣そのものと同じくらい大事にしているのが、その習慣が自分の目標に対して正しい向きかを、時々棚卸しすることです。

これは筋トレのような分かりやすいものに限りません。歯の磨き方、体の洗い方、体の拭き方、朝起きてから家を出るまでのルーティン——本当に小さいところの習慣の積み重ねが、自分の体を作り、思考を作り、やがて話す言葉になります。

毎日チェックする必要はありません。時々でいい。「この習慣は、自分をどこへ運んでいるか?」と意識を向けるだけで、ズレは直せます。

ヤシノミの「定期点検」の仕組み

会社の習慣も同じ考え方で設計しています。向きの点検を意志に任せず、点検しやすい仕組みとして置いておくのがヤシノミ流です。

  • 朝10分の掃除——場を整えながら、会社と自分の状態を客観的に眺める時間
  • 毎日自動で出るレポート——経営の数字を「見に行く」のではなく「届く」ようにして、点検を習慣でなく仕組みにする
  • 改善案を出しやすい環境——業務中に「これ、こうした方がよくないですか」が言いやすい空気を保つ
良い習慣を作る → 向きを時々棚卸しする → 点検自体を仕組みにする

習慣がブースト装置なら、ヤシノミの仕事は「そのブーストが正しい方向を向き続けるための計器」を作ることだと思っています。

ヤシノミの考え方を、もっと読む