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仕組み化・自動化 業務改善コラム

SNS画像は「テーマ単位」で量産する ——命名規則とGit管理で、毎日投稿が途切れない状態を作る

業務改善コラム / 仕組み化・自動化 / 読了目安:約8分

SNSを毎日更新しようとして一番しんどかったのは、画像を作ることじゃなくて、「今日何投稿しよう」を毎日考え続けることでした。この「考える回数」を週1回に減らしたら、急にラクになった、という話です。

AIで画像をまとめて作って、投稿は自動に任せる。「作る」と「出す」を切り離したら、私が別の仕事をしてる間もSNSが勝手に動いてる状態になりました。

「今日は何を投稿しよう」が一番重い問い

毎日更新しようとして最初にぶつかったのが「ネタ探し」でした。画像を1枚作るより、「何を出すか」を決めるほうが実は重い。しかもそれが毎日来る。うちみたいに担当が1人(私)の会社やと、これで普通に消耗します。笑

やったことは単純で、「今日の投稿を考える」を「今週のテーマを決める」に置き換えただけです。考える単位を1日から1週間にしただけで、毎日の重さがだいぶ変わりました。

テーマ単位で作ると「1判断→複数枚」が成立する

1枚ごとにゼロから考えるのをやめて、先に「テーマ」を決めます。たとえば「残暑でも涼しく感じる香り」と決めると、そこから何枚か自然に生まれます。

  • フィード用の縦長画像
  • 画像に載せる文字(キャッチコピー)を変えた別バージョン
  • ストーリーズ向けに縦横比を調整したもの
  • 季節感の強度を変えた別カット

テーマさえ決まれば、あとは「何枚作れるか」の話。1テーマでまとめて作っておけば、数日分の投稿が一気に手元に揃います。「今日の1枚」より「今週分まとめて」のほうが、集中力の使い方としてもラクでした。

ファイル名の付け方が、そのまま投稿予定表になる

ここで効いてくるのがファイル名の付け方です。私は「テーマを表す短い英語名+日付」にしています。

例:zansho-suzushii-2026-08-19、kitsukunai-koe-2026-08-13、shinrinyoku-tamdao-2026-08-18

この付け方にしてよかったことが3つあります。

  • 一覧性:フォルダを見ただけで「どのテーマがいつ作られたか」がわかる
  • 重複防止:同テーマを再利用しようとしたとき、「先週やったな」と即座に気づける
  • スケジュール管理:日付が入っているので、投稿予定日と紐付けやすい

予定表を別の表計算で管理しようとすると、だいたい実態とズレていきます。ファイル名そのものを予定表にしておけば、管理の道具が増えない。テーマ名を日本語じゃなくて英小文字とハイフンにしてるのは、あとで検索したり自動処理に渡すときにラクやからです。

「Git」を画像の管理に使う3つの理由

作った画像は「Git(ギット)」という道具で管理しています。もともとプログラム開発で使うもので、「いつ・何を・どう変えたか」の履歴が全部残る保存箱みたいなものです。ここにファイルを入れて記録する操作を「コミット」と言います。画像をGitで管理してる、と言うと変な顔をされることもあるんですが、私の中では理由があります。

① 変更履歴が残る:「この画像はいつ、どのテーマで作ったものか」が後から追跡できます。「あの画像をまた使いたい」と思ったとき、記録をたどれば一発で見つかります。

② 自動投稿の合図になる:Gitに記録した=「この画像は完成・投稿してOK」という合図として扱えます。後で動く自動投稿の仕組みは、記録済みのファイルだけを拾って投稿する作りにできます。人間が「これ完成です」と報告する代わりに、記録の操作そのものが合図になるわけです。

③ 人が増えても耐えられる:デザイナーさんや外注先と一緒に作るようになっても、この保存箱を共有するだけで最新の画像一式が渡せます。「最新版どれですか?」のやり取りが消える。これが地味に一番大きいかもしれません。

Gitは本来プログラム開発の道具ですが、「完成したものを履歴付きで記録する」という機能は画像にもそのまま使えます。大事なのは道具の本来の用途ではなく、「自分たちの仕事の流れに合っているか」です。

作る→記録する→順番待ち→投稿、の流れ

実際の流れはこうなっています。

  • テーマ決め:「今週どんな感情・シーンを届けるか」を週の頭に書き出す
  • 画像づくり:AIを使い、「テーマ名+日付」のファイル名で複数枚まとめて作る
  • Gitに記録:完成した画像を記録(この時点で「在庫あり」の状態)
  • 順番待ちに追加:記録済みの画像が、自動で投稿の順番待ちリストに入る
  • 自動投稿:指定時刻にSNSへ自動送信

大事なのは「作る」と「出す」が切り離されてることです。作るタイミングと出る時刻が独立してるので、夜中や休みの日に投稿が走ってても、こっちは何もしなくていい。

この設計の本質は「作業者(人間)の都合」と「公開スケジュール(読者の都合)」を切り離すことです。多くのスモールビジネスのSNS運用が途切れる原因は、この2つが同期していること——つまり「担当者がいる時しか投稿できない」構造にあります。

7日間・6テーマを走らせてみてわかったこと

直近7日間、この仕組みで毎日画像が積み上がりました。テーマは残暑感・森林浴・憧れ感・余裕感・日曜の夕方・きつくない香り、みたいな季節や感情の軸です。1テーマ6枚×7日で、40枚ちょっと。

やってみて気づいたのは、テーマに名前を付ける段階で「これ投稿できるな」が分かる、ということです。うまく言葉にできないテーマは、画像にしても弱い。逆に、パッと2〜3語で言えるテーマは、画像にしても刺さる1枚が自然と出てくる。名前が付けにくいときは、まだ熟してないサインやと思うようにしてます。

注意点。テーマの持ちネタが尽きると一気に止まります。「名前を付けられるテーマを週に10個書き出す」をセットにしとかないと、仕組みだけ立派で中身が空、になる。仕組みを動かす原材料の補充まで含めて、設計やと思ってます。

もう一つ。この仕組みが回ってる間、私はお客さんの案件や経理を並行して進められました。「コンテンツを作りながら別のことをやる」じゃなくて、「コンテンツは仕組みが回してて、私は別のことをやる」。この差は小さそうで、続くかどうかにめっちゃ効きます。SNS更新が「今日もやらな」という義務から、「今週のテーマ何にしよ」という問いに変わる。これが続く理由やと思ってます。

SNS画像をまとめて作る仕組み、あなたの業種でどう組むか話してみませんか

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