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集客・見える化 業務改善コラム

「いい商品だと思ってる」だけでは、伝わらない ——お客さまの声をそのままInstagram素材に変換する考え方

業務改善コラム / 集客・見える化 / 読了目安:約8分

何度も書き直した紹介文がまったく反応されず、お客さまが何気なく書いてくれたひと言のほうが伸びる。自社の香水販売事業のInstagramで、これを何回も見ました。自分で書いた言葉より、お客さまのひと言のほうが人の目を止める。この記事では、その「声」をInstagramの画像素材に変える流れと、毎日迷わず続けるための仕組みを書きます。

「自分で書いた投稿」が反応されない理由

Instagramで商品を紹介するとき、つい「こんな良いところがあります」「こんな方におすすめです」と自分の言葉で書いてしまう。私もずっとそうでした。で、こうした投稿はほとんど反応されません。

読んでいる側には「売り手が言いたいことを言っている」と伝わってしまうからやと思ってます。どれだけ丁寧な文章でも、発信者が自分の商品を褒めている時点で、受け取る側は少し距離を置いて読む。

香水の小分け販売事業でInstagramを運用する中で、私も同じ壁にぶつかりました。何度も書き直した紹介文よりも、お客さまが自然に書いてくれたひと言のほうが、はるかに多くの人の目を止める。悔しいけど、そうでした。笑

私が前提にしていること:Instagramは「どれだけいい商品か」を伝える場所ではなくて、「見た人が自分ごとに感じられるか」を試す場所。ここを勘違いしていたあいだは、何を書いても届きませんでした。

声には「温度感」がある——作れないから借りる

「声の温度感は作れない、借りるしかない」。今週の作業をやりながら、改めてそう思いました。

たとえば「急がなくていい、このままゆっくり選んでいたい」「試してみたら想像以上だった」みたいな言葉は、売り手には絶対に書けません。実際に体験した人だけが持っている、あの「迷いながら選んでいる感覚」や「期待を超えた瞬間」が乗ってるからです。

この温度感が、見た人の共感を引き出してるんやと思います。似たような状況にいる人が読んだとき、「これ、自分のことや」と感じさせる力がある。

逆に言うと、この力は売り手がどれだけ頑張っても再現できへん。だから、お客さまの声をそのまま素材として使う仕組みを作ることにしました。

声を素材に変換する3ステップ

具体的にどう進めるか。私が実際にやってる流れです。

  • ① 声を集める:購入後のレビューや、メッセージで届いた感想を記録します。評価の点数よりも「言葉の内容」で残してます。「また買います」より「〇〇な気持ちになった」という具体的な言葉のほうが素材として使えました。
  • ② テーマを1行で決める:「急がなくていい気持ち」「試してみた正直な感想」など、その声が伝えているニュアンスを一言でまとめます。これが後の画像作りの軸になる。ここを曖昧にすると、6枚の画像がバラバラな印象になります。
  • ③ 6枚の画像素材に展開する:テーマに沿って、表紙・エピソードの展開・まとめという構成で6枚の画像を作ります。Instagramは複数枚のスライド投稿ができるので、1テーマで6枚作っておくと1回の投稿として使えます。

この流れを1セットとして、毎日1テーマずつ進められます。

気をつけていること:お客さまの声を素材に使うときは、個人が特定されないよう配慮が要ります。固有名詞や場所など、個人情報につながる部分は必ず確認・加工してから使ってます。

テーマを先に決めると毎日の迷いがなくなる

SNS投稿で一番しんどいのは「今日は何を投稿すればいいか分からない」という迷いでした。ネタを考えることと、素材を作ることと、投稿することを毎日同時にやろうとすると、どこかで手が止まります。

テーマ単位で素材を事前に作っておくと、この迷いがほぼなくなりました。「今日は声シリーズの3セット目を出す」と決めるだけで、投稿作業が始められる。

私の場合、今週は「急がなくていいという声」「試してみた声」「石鹸の香りの真実」「秋の入口」といった異なるテーマで毎日1セットを制作・記録しました。テーマが違えば同じ商品でも印象が変わるので、7日間続けても内容が重複しませんでした。

テーマは「声」だけやなくてもいいと思ってます。季節感、香りの特徴、よくある誤解など、お客さまが知りたいことを軸にすれば何でもテーマになる。ただ「声シリーズ」は作りやすくて共感も得やすいので、私は他のテーマと交互に入れてます。

ファイル名と日付で管理する

作った画像素材は、テーマ名と制作日付をファイル名にして保存しています。たとえば「voices-tameshite-2026-08-20」のような形です。

この命名ルールのおかげで、「先月のあの声シリーズはいつ作ったか」「似たテーマを以前にも出してへんか」がすぐ確認できます。

さらに、変更履歴を記録するツール(Gitと呼ばれる、何をいつ追加・修正したかを履歴として残す管理システム)で素材をまとめて管理してます。これで「この週に追加した素材」「どのテーマが何枚あるか」が一覧で分かるようになりました。

高価なツールも特別な知識も要りません。ファイル名に日付とテーマ名を入れて、フォルダで月ごとに整理するだけでも、かなり管理しやすくなります。「今日どのネタが残ってるか」を数秒で確認できる状態、それだけを目指してます。

私がやらかしたこと:素材を作っても「どこに保存したか分からない」「似たテーマを2回作ってしまった」。どっちもやりました。笑 保存先とファイル名のルールを最初に決めてからは、後で探す手間がだいぶ減りました。

7日間続けて見えてきたもの

毎日1テーマずつ、7日間素材を作り続けて気づいたことがあります。

お客さまの声を集めていくと、繰り返し出てくる言葉があります。「急いで決めなかった」「試してみたら思っていたのと違った(いい意味で)」——こうした言葉が、うちの商品を選ぶお客さまが何を大切にしているかを教えてくれてました。

声を素材に変換し続けるのは、コンテンツを作ると同時に、お客さんを理解する作業でもあるなと思ってます。7日分の素材を並べて眺めると、「どんな言葉が共感を集めてるか」の傾向が見えてくる。この傾向は、次の商品づくりや説明文の直しにも使えました。

自分で「すごい商品です」と書くより、お客さまの声を丁寧に拾って形にしていくほうが、私は長く続けられてます。仕組みが整うと、投稿が「頑張って作るもの」から「すでにある素材を出す作業」に変わる。同じところで手が止まってる人がいたら、どの声を残すかから一緒に考えましょう。

お客さまの声をSNS素材に変える仕組み、一緒に考えます

「声の集め方が分からない」「素材に変える手順を聞いてみたい」——その段階でLINEをもらえたら、私がやってる形をそのまま返します。予約や電話は要りません。文字で気軽にどうぞ。

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