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センターピンには、お金を惜しまない
―― 倹約家が、いちばん大事にしているお金の使い方 ――
「ケチなのに、そこには出すんですね」と言われたことがあります。まさにその通りで。笑 普段は徹底して締める。けど、勝敗を決める一点にだけは惜しまない。 これが、ヤシノミのお金の使い方の軸です。ボウリングでいう“センターピン”――そこさえ倒れれば後ろが連鎖で倒れる一本に、手とお金を寄せます。
「全部に少しずつ」が、いちばんもったいない
お金をかけられないとき、人はつい全部に少しずつ配分します。画像も、広告も、パッケージも、そこそこに。一見、堅実に見えます。
でも、そこそこを並べても、結果はそこそこにしかなりませんでした。薄く広げたお金は、どこにも効かへんまま消えていく。限られた資金ほど、「ここや」という一点に寄せる勇気が要ると思ってます。
どこがセンターピンか
では、何が“センターピン”なのか。うちが扱うEC・物販でいえば、勝敗を分けるのはこのあたりです。
惜しまない(=後ろを倒す一本)
お客様が最初に見る商品画像、買う決め手になるレビュー・信頼、そして商品そのものの力。ここは結果に直結するので、手間もお金もかけます。締める(=結果に響かない場所)
立派なオフィス、過剰な装飾、なくても回る作業。ここは徹底して身軽にします。固定費を増やさないことが、いざというときの体力になります。効いたのは、締めるためにこそ、張る場所を先に決めるという順番でした。どこに集中するかが決まると、それ以外を気持ちよく削れます。

なぜ「数字」と「キャッシュ」にこだわるのか
センターピンを見極めるには、「どこが効いてて、どこが垂れ流しか」が見えてないと話になりません。だからうちは、お金の流れを見える化するところにこだわってます。
見えてないと、惜しむべき場所で見栄を張って、張るべき場所で締めてしまう。逆をやってしまうのが、いちばん怖い。手元の現金を守りながら、勝負どころにだけ集中投下する。そのための土台が、数字とキャッシュの見える化やと思ってます。
倹約と投資は、矛盾しない
倹約と投資は、傍から見たら矛盾してるように見えるかもしれません。でも自分の中では一本の線でつながってます。普段はとことん倹約して、勝負どころでは思い切って張る。倹約は、張るための準備です。
この順番さえ守れたら、少ない資金でも“効くところにだけ効く”使い方ができます。お金の量やなくて、当てる場所で差がつく。うちみたいな小さい会社が戦えるのは、たぶんここだけやと思ってます。
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